1. 体験レッスン申し込み [レスポンスのスピード・対応力]

体験レッスンをフォームから申込後、すぐに自動送信メールにて受付完了メールが届きました。2時間後、改めて受付ご担当者の方より受付完了のメールが届き。メール分には申込情報と簡単なアンケート。翌日、日程調整のご案内をいただくことができました。改めて予約確定のメールをいただけるとのことで、スピーディーさと丁寧さに安心感を覚えました。

前日にスタジオの詳細とリマインドメール、当日の詳細メールと講師情報のPDFが添付されたメールが届きます。

元々は自社スタジオで経営をしていたそうなのですが、向かいの新ビル建設による騒音により、4月末日をもって閉鎖をし、現在は貸しスタジオを利用して経営をしているとのことです。今回は、ベースオントップ神田店(https://bassontop.tokyo.jp/piano/kanda_ekimae/)にてレッスン。

2. いざ体験レッスンへ [教室へのアクセス&ロケーション]

現在は自社スタジオではなく貸しスタジオを転々としているとのことなので、立地については割愛させていただきます。

10分ほど早めに到着。スタジオの待機スペースにて待つことができました。到着してすぐに受付担当の方(男性)がお出迎えをしてくださり、待機スペースへと案内をしてくださいました。ベースオントップ神田店はかなり狭く、全4室を全て借りているものと思われます。

ベースオントップは電子キーを打ち込んで玄関口から入室する仕組み。

3-1. レッスン室 [広さ・快適さ]

こちらもファントミュージックスクールの紹介というよりベースオントップの紹介になってしまうので割愛。

以前の自社スタジオでは、ダンスレッスン室や団体レッスンができるスタジオなどもあったそうです。スタジオレンタルもされていた様子。騒音被害で閉鎖となるとのこと、残念ですし、点数も付けることができなのが仕方ありません。それも経営判断であろうと考えます。

3-2. 衛生・換気対策

スタジオをレンタルしているため、換気や衛生対策については、残念ながら対応してないと判断しました。

4. 体験レッスンスタート [レッスンの流れ]

体験レッスン自体は30分弱。その後、受付の方が入会について説明を簡潔に行い終了となりました。短い時間でしたが、不思議と物足りなさは感じませんでした。レッスンの内容については満足度が高いとは決して言えませんでした。

担当した先生の歌唱力やデモンストレーション力が非常に高く、説明は理解せずとも真似することでぐんぐん伸びると実感。一方、説明が非常にアバウトで全くイメージの共有ができなかったことが理由です。

発声練習はスケール等を用いず、身体を歌う状態にするためのスイッチとしての発声練習。ここでも、説明が非常にわかりにくく、見よう見真似でやってみるしかありませんでした。

その後、歌唱曲へと移行。楽譜を持参、伴奏は多少のミスはあれど、全体を通して歌いにくいと感じる場面は少なかったです。劇団四季ならではの発音(子音と母音の関係)や言葉としてのイントネーションを考慮したアクセントのつけ方等を教えていただきました。

 

まとめると、発声練習では目的がわからず、何ができていてできていないのかもわからないまま進みます。初心者や趣味でのレッスンとは相性があまりよくないと感じました。

一方で、劇団四季などの具体的なオーディション対策としては最適かと思われます。

その後の入会についての説明も非常にさっぱりとしており、iPadの資料をみながらの説明。

5. コース内容の説明 [料金・支払方法など]

体験レッスン 無料

入会金 10,500

個人レッスン 45

2回 14,100

3回 19,500

4回 24,100

別途、グループレッスンもございます。
 

個人レッスン契約の場合、グループレッスンもついてくるのがポイント。良い物件と巡り会えたら復活させる予定とのことでした。

7. 講師のレベル [スキル・人間力]

お人柄も雰囲気も良い方でした。

先述したように”感覚派”という言葉がしっくりくるような方、ロジカルな説明や解剖学的な要素は全くありません。確かな歌唱力と経験則から学ぶスタイルです。

そのため、なぜその声に到達するのかなどの説明モデルやワードがないため、勘が鋭い方。また、ある程度経験がある方にはマッチすると判断します。

言葉の端々から、地道に続けてこられたことがよくわかります。しっかりとした”現場にいた人感”があります。ロジカルな説明や身体の仕組み等の理解は得られないかもしれませんが、見よう見まねで受講者側が変化に気付いていくことで一気に成長する感覚が◎。

受講者の目的やレベルによっては、こういった指導の方が刺さる方もいらっしゃるはずです。

8. その他. ミュージカル知識

「多くの人が初めから劇団四季、東宝を目指しがちだけどとにかく実績を積むことが大事。アマチュアの舞台経験を積んでミュージカル座とか2.5次元とかに出始めてやっとスタートラインに立てるから、私の生徒にはどんな小さな舞台でも出るように言っているし、そういった対策もしています」とおっしゃっておりました。

お持ちの楽譜の量からしても豊富な知識があると確信できます。

9. その他. ミュージカル楽譜

カラオケ音源を使用することをメインとしないスクール。

楽譜はスクールが用意しているものも、もしなくてもミュージカル曲であれば講師の誰かしらは持っているから大体は大丈夫だと思うとのこと。

ミュージカルスクール一覧